私の好きな近代短歌(242)

せまりいる危機はつぶさに言挙(ことあ)げんつとめをもちて院に入りゆく   岩間正男
 迫っている生活の危機を詳しく追求する務めを持って、参議院に入っていく。

 正男の労働組合運動の出発点は、民主教育の建設と、児童たちの生活向上だったので、六・三制教育の充実のため、校舎の建設や学校給食の実施、軍国主義教育を批判し、平和民主教育の前進などに精力的に活動する。また、児童たちの飢餓を救うため、学校給食の実施拡大を要求して奮闘する。国会内の活動と国会外の大衆運動を結びつける必要を感じ、無所属から共産党議員団に属するようになる。
 参議院表札新らしく書き替えて木の香におえる朝を入り来つ
 議会とプロレタリヤを描きし画が世の視聴をあつめたることありき

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