501万葉集全釈

 柿本朝臣人麻呂(かきのもとあそみひとまろ)の歌三首
五〇一 娘子(をとめ)らが袖布留山(そでふるやま)の瑞垣(みづかき)の久しき時ゆ思ひきわれは

 娘たちが袖を振るという袖布留山の神社の瑞垣のように長い間あなたのことを恋しく思っていましたよ私は
 「娘子らが袖布留山の瑞垣の」までが、「久しき」を導き出す序詞である。神社の瑞垣は長い時を経ているから。
 ゆ=~から き=過去

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