万葉集全釈500

 碁檀越(ごだんをち)が伊勢の国に往った時に、家に留まっていた妻が作った歌一首
五〇〇 神風(かむかぜ)の伊勢の浜荻(はまをぎ)折り伏せて旅寝やすらむ荒き浜辺に

今頃夫は伊勢の浜荻を折り伏せて旅寝をしているだろうか荒れ果てた浜辺で
神風の=伊勢の枕詞 や=疑問 らむ=推量

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