五〇〇 神風(かむかぜ)の伊勢の浜荻(はまをぎ)折り伏せて旅寝やすらむ荒き浜辺に
今頃夫は伊勢の浜荻を折り伏せて旅寝をしているだろうか荒れ果てた浜辺で
神風の=伊勢の枕詞 や=疑問 らむ=推量
新潟県を中心とした短歌結社「日本海」に所属し、40年近く短歌を詠んできました。詩は高校時代から書き始めて「新潟詩人会議」に所属。燕三条FMラジオはーとで、「首藤隆司歌集より」という短歌随想の朗読を始めて12年。「首藤隆司の童謡・唱歌」という歌番組を始めて11年、溜まった原稿、録音をブログに掲載しています。
この記事へのコメント