私の好きな現代短歌(252)

「社会党書記長個人」ということば混迷の世の流行語となる   岩間正男
「社会党書記長個人」という言葉が、混迷の社会の流行語になっている。

 一九四七(昭和二二)年の総選挙で第一党になった社会党委員長片山哲が内閣を作ったが、社会党の内紛から内閣を維持できなくなり、副総理で民主党総裁の芦田均に内閣を禅譲した。その芦田内閣副総理で社会党書記長の西尾末廣が、昭和電工から賄賂をもらっていたことが発覚して芦田内閣が倒れ、吉田茂の長期政権が生まれることになる。その事件の時、西尾は「社会党書記長個人」と言う発言をして、国民を怒らせた。政治家は何時の時代にも恥知らずな自己弁護を試みて、国民の政治不信を招く。
 逞ましき面魂(つらだま)なりしかしゃあしゃあとかかる邪しまも構えいたりき

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