万葉集全釈(392)

 大宰大監大伴宿祢百代(だざいのだいけんおほとものすくねももよ)の梅の歌一首
 三九二 ぬばたまのその夜の梅をた忘れて折らず来にけり思ひしものを

 あの夜の梅を折るのを忘れて来てしまった、折ろうと思っていたのに

 ぬばたまの=夜の枕詞

 梅花の宴で会った美女と関係を結びたかったのにそれが出来なかったというのだろう。

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