八王寺だより

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zoom RSS 万葉集全釈(466)

<<   作成日時 : 2018/06/26 17:41   >>

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また家持が作った歌一首 短歌を併せた
四六六 わがやどに 花そ咲きたる そを見れど 心もゆかず はしきやし 妹(いも)がありせば 水鴨(みかも)なす 二人並び居 手折(たお)りても 見せましものを うつせみの 借(か)れる身なれば 露霜(つゆじも)の 消(け)ゆくがごとく あしひきの 山道(やまぢ)をさして 入日(いりひ)なす 隠(かく)りにしかば そこ思ふに 胸こそ痛き 言ひも得ず 名付けも知らず 跡もなき 世の中なれば せむすべもなき

我が家に花が咲いている。それを見ても心が満たされない。愛しい妻がいれば番の鴨のように二人で並んでいて花を折り採って見せもしようものを、仮の世にいる身なので、露霜が消えるように、山道を指して日が沈むように死んでしまったので、それを思うと胸が痛み、言いようもなく、名付けようもなく、跡も残らない世の中なので、どうしようもない。

はしきやし=愛しい うつせみの借れる身なれば=この世は仮の世なので体も借り物だと考える

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